LiveCapture3 iPhone/Android版をアップデートしました

先日、LiveCapture3 iPhone/Android版をアップデートしました。

ダウンロードはこちら。

App Storeからダウンロード Google Play で手に入れよう

今までAndroidはカメラアクセスの処理が非常に複雑になっており、安定性に欠けているところが多くありましたので、今回はAndroid版の安定性向上をメインに修正を行いました。

今まではAndroidのCamera2 APIというカメラアクセスのライブラリを直接使用していたのですが、最近GoogleからリリースされたCameraX APIを使用して全面的にコードを書き換えました。

CameraXでも、内部的にはCamera2を使用しているのですが、直接Camera2 APIを触って実装するより比較的簡易な実装が可能になっており、コードもシンプルにすることができます。また、Android特有のデバイス間のカメラ機能の差異に関しても、ある程度の部分をCameraX内部で吸収してくれているので、今までと比べるとかなり安定性が上がったと思います。

また、実験的な機能を追加しすぎた感があったので、そのあたりの整理をしました。

具体的には以下の機能を削除しています。

  • AI検知機能:独自のモデルファイルを読み込んで検知する機能
  • 顔検出機能:顔を検出して検知する機能

これらの機能はAI物体検出機能と被るところがあるので、削除する代わりにAI物体検出機能の方の機能を向上させる方向で対応しました。

また、ストレージ残容量の監視と、自動削除機能なども追加しています。

今までのバージョンよりも安定性が上がっている(と思います)ので、ぜひお試しください!

ちなみに、常時稼働を行うためには、スマホ自体の設定も必要です。下記を参考にしてください。

常時監視の為の設定(iPhone版)

常時監視の為の設定(Android版)

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